TTバイクで打倒プロ選手挑戦日記

旧ブログ名『ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記』。TTバイクを購入した事により改名した。目標はJBCF渡良瀬のコース3周で20分切りする事!

CANYON SPEEDMAX CF SLX 8.0 購入記


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ロードバイクに乗り始めて7年以上経つが、ようやくTTバイクを購入する事が出来た。購入したのはCANYON SPEEDMAX CF SLX 8.0だ。以下に注文する方法、注文後に無料で選べるパーツについて、各パーツの構造等を書いていく。

 

   目次

 

注文する方法

CANYONのバイクはショップで購入する事は出来ず、公式サイトからの通販のみとなっている。それゆえに手を出し難いメーカーとも言える。CANYON乗りも以前と比べたら増えてきた感じだが、まだまだ他のメーカーと比べるとその数は少ない。


注文する方法は、先ず公式サイト『https://www.canyon.com/ja-jp/』 で購入したいバイクを選ぶ。本体代の他にバイクガードが2300円と送料が1万9200円かかる。これはSPEED MAXだけでなく他のバイクを購入する時もかかる費用だ。それと関税が総額のおよそ6%かかる(かかった)。商品到着の時に宅配業者に支払う形だ。

 

支払い方法は日本の場合は国際送金とクレジットカード払いの2種類だ。国際送金は銀行や郵便局に行って手続きしたりと色々と手間がかかるのでクレジットカード払いの方が良い。ちなみにクレジットカードはVISAカードかMasterCardしか使えないので注意だ。

 

注文確定後のパーツのカスタマイズ

注文が確定すると後日、パーツのカスタマイズについて伺うメールが送られてくる。


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先ずはベースバーの形状について。トライアスロンとタイムトライアルでは構造が若干違ってくる。今回自分が購入したのはSLX 8.0なのだが、それは上の画像の左側の仕様になる。トライアスロンコックピットを装着出来る仕様だ。右側はSLX 9.0 TT 専用の仕様になる。ベースバーの形状はどれを選んでも追加料金は発生しない。ハンドルの幅は380㎜だった。


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次にエクステンションバーの形状について。アルミ製のバーだと追加料金は発生しない。自分はカーボン製のS-BANDを選んだので追加料金で3400円かかった。ちなみにエクステンションバーの角度なのだが、完成車には角度を変えられるスペーサーは付属されていない。手を肘よりも高くするセッティングをしたい人は、メールにて問い合わせる必要がある。角度付きスペーサーの値段は7200円+送料2100円だ。

 


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そして次はシートポストとスプロケットの歯数だ。実業団レース等に出るのであればシートポストは後ろに調整出来るのを選んでおこう。前に調整出来る仕様だとUCIレギュレーションのサドル先端がBBセンターから5cm後退が出来なくなる可能性が出てくる。スプロケットについては、選んだバイクのコンポに合わせないと追加料金が発生するみたいだ。自分が購入したSLX 8.0はコンポがアルテグラだったので、アルテグラの11-25を選んだ。


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最後はBB、プーリー、サドルだ。どれも有料オプションとなる。ホイールはSLX 9.0専用みたいだ。

 

バイクの到着

3月9日に注文し、3月30日に到着した。予定では4月半ば以降に到着になっていたのだが、ずいぶんと早い到着であった。


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さて、バイクが到着したら配達員に関税を払わなければならない。自分はSLX 8.0と一緒にエアロボトルも購入したので、総額68万100円だった。関税は3万9300円だった。総額のおよそ6%だ。1年程前にAEROADを購入した時の関税が4.8%だったので、若干上がっている。


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リアホイールが装着された状態で梱包されているので、段ボールはとても大きい。重量は16.7kg程。配送業者の方も二人がかりで運んでいた。


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エクステンションバーは外されているがDi2の配線はちゃんとされている。


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二つの段ボール箱の内一つにはシートポストとサドル、トライアスロンキット等が入っていた。


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もう一つの段ボール箱にはトルクレンチとフロントホイール用のクイックリリース、そしてマニュアルが入っていた。

 

ホイール

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ホイールはDT Swiss P1800だ。リムハイトはフロント・リア共に32㎜。内幅は18㎜で外幅は22㎜。チューブレスも可能。タイヤを外した重量はフロントが755gでリアが975gだ。普段使いにはもってこいのアルミホイールと言える。タイヤはコンチネンタルGP5000が付いていて、フロントが23Cでリアが25Cだった。

 

ブレーキ

ブレーキはフロント・リア共に通常のリムブレーキとは異なる形状をしている。


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↑フロントブレーキ


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↑リアブレーキ(BB下)

 

ブレーキの効きの調整は専用のカバーを取り外して行う。


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調整自体はネジを絞めたり緩めたりするだけで簡単なのだが、カバーを取り外さないと調整出来ないのが面倒だ。ブレーキシューはアルミホイール用のが付いている。カーボンホイールを使う場合は忘れずに変えておこう。それとブレーキの引きはかなり軽く、必要十分なストッピングパワーはあった。


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↑ちなみにリア側のカバーを付けるとこうなる。タイヤはGP5000の28Cだ。ギリギリである。タイヤクリアランスはAEROADの時とほぼ同じと言えそうだ。

 

リアエンドの形状f:id:jbcf6000-r-s:20200413204447j:image

リアエンドの形状は通常のロードバイクと異なっていた。

 

シートポストの収納

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シートポストのボルトを締める所にはチューブ等のパンク修理キットが入っていた。

 

トライアスロンキット

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水分補給用のトライアスロンキットを取り付けるには一度エクステンションバーのスペーサーを外さなければならない。


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スペーサーの一番上を外し、トライアスロンキットをはめていく。Di2の配線を挟まない用に注意だ。


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そしてもう一つのトライアスロンキットをはめていく。これはネジで止めるようになっている。


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↑ちなみに作りはこのようになっていて、補給食等を入れられる用になっている。

 


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↑組み付け完成後の図。専用設計だけあって無駄な部分が無い。


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↑前から見た図。空気抵抗が悪化しないような作りになっている。

 

Di2ジャンクションの収納場所

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Di2ジャンクションはベースバーの手前にある蓋を開けた所にある。

 

サイズ感について(重要)

SPEED MAX CF SLXのサイズは最小が『S』で最大が『L』となっている。下位グレードだとXS~XLと幅広いサイズ展開となっている。

 

自分が購入したのはSLXのSサイズなのだが、なんとかギリギリで乗れるサイズ感であった。

 

SLXのSサイズだと適正身長が~175cmとなっている。自分の身長は175cmなので、問題無く余裕で乗れると思っていたがそんな事は無かった。脚の長さ、すなわちサドルの高さに問題があった。

 

AEROADを購入した時もそうだったが、CANYONはドイツブランドなのだが、それゆえにCANYONのバイクは胴長短足の日本人を元に設計されていない。すなわちサイズに対して脚の長さが足りなくなる事があるのだ。

 


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上の画像はシートポストを限界まで下げた状態なのだが、これで高さが690㎜だ。自分はロードバイクのAEROADを685㎜の高さで乗っているので、僅かに高い。AEROADと同じ高さで乗るにはシートポストをカットする必要がある。

 

SPEED MAXだけでなく、CANYONのバイクを購入しようか悩んでる人はサイズには、特にサドルの高さには十分に注意しよう。

 

ちなみにベースバーのグリップ部分までの距離も若干遠く感じている。ステムは購入する時に65㎜か80㎜を選べるのだが、65㎜を選らんでいる。自分は腕が長いのだが、それでも若干遠く感じている。身長175cm程の短足でかつ腕の短い人はSLXの購入は止めた方が良いかもしれない……。

 

 

フレームにUCI公認シールが貼って無い……?

自分は実業団レースに出て無いのであまり詳しくわからないのだが、SLX 8.0のフレームにはUCI公認シールが貼っていなかった。UCI公認シールが貼っていないと実業団レース等で使う事は出来ないらしい。


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普通はフレームのシートチューブに貼っているみたいたが、SLX 8.0にはそれは無かった。サイトの商品画像にも無かった。しかし下位グレードには貼ってあった。SLX 9.0 TTにも貼ってあった。トライアスロン仕様だからか? と思ったが、2019年アイアンマン世界選手権で優勝したヤン・フロデノ選手のバイクには(それらしきシールが)貼ってあった。


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フロントフォークには貼ってあった。


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ちなみにロードバイクのAEROADには貼ってなかった。

 

他のCANYON乗りの方のバイクには貼ってあったりするみたいだが、とりあえず実業団レースに出ようと思っている人でCANYONのバイクを購入しようか考えている人は、購入する前にCANYON公式ストアに問い合わせた方が無難だと言える。ホビーレースしか出ない人であれば気にする必要は無いだろう。実際大磯クリテリウム等の検車の時に何も言われた事は無い。

 

まとめ

CANYON SPEED MAX CF SLXを購入するにあたって、購入する方法や各パーツの構造等について書いてきたが、注意するべき点をまとめると、

 

・関税が結構高くつく

 

・サイズ展開が少ない

 

・完成車には角度付きスペーサーが付属されていない

 

・海外通販のバイクなのでメンテナンスしてもらえるショップが少ない

 

こんな所か。

 

自分はCANYONのバイクが好きだから購入したのであって、メンテナンス性やDHバーのポジションの出しやすさを優先するのであれば、同価格帯ならサーヴェロPシリーズあたりを購入した方が良いと思う。

 

購入したは良いがまだ走れてはいないので、走ってみての感触等はまた別の記事で書いていく事にしよう。