ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記

ノーマルバイクでTTバイクに勝つ事を目標に色々な調査・レース活動をしつつ、車中泊を駆使してウーバーイーツで生計を立ててる変人が書いてるブログ

ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記・終幕


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このブログを書き始めて2年近く経つが、そろそろこのブログの幕を下ろそうと思う。TTバイクを注文したのでブログ名を変更しようかなって事です。消す訳じゃ無いですよ(笑)。4月半ば頃に届くと思うが、新ブログ名に変更はその後にしようと思う。


とりあえず改めてこのブログの始まりを書いておこうと思う。


今から2年程前にあったタイムトライアルレース『みんなのTTジャパン1st stage』のセミクラシックの部(ノーマルバイクの部)で自分は優勝する事が出来た。その後の2nd stageと3rd stageも2位になり表彰台に立つ事が出来た。


当時、タイムトライアルレースの表彰台常連になっていた訳たが、自分は『つまらない』と思っていた。表彰台に立つ事にはそれほど価値は無いなと思っていた。例え今日勝てても次のレースも勝てる訳では無いから。その日の勝ちはその日限りのものでしかない。嬉しい事には違いは無いが、自分はどこか冷めていた。


冷めた中で沸いてきた感情。

 

「ノーマルバイクでも頑張ればTTバイクに勝てるんじゃね?」

 

次のstageはセミクラシックではなく、クラシックの部にエントリーした。根拠なき自信。ただワクワクしていた。ここが始まりとなった。


今となって言うが、TTバイクを持っている人に対する妬みや嫉妬の感情があった。ノーマルバイクでTTバイクに勝ったらさぞ気持ち良いのだろうなと思っていた。ただこの黒い感情こそが強い向上心になっていたと思っている。


その後、加須こいのぼり杯やみんなのTTジャパンでノーマルバイクでTTバイクに挑んだが勝てなかった。惨敗だった。甘くはなかった。当時の自分はまだ速さの真理を理解出来ていなかった。


散々なレース結果でも、ちゃんと走りは振り返った。何が悪かったのか。どこを修正すれば良いのか。なぜ優勝した人は速かったのか。いろんな視点からありとあらゆる問いかけをした。


負けた結果を振り返るのは気が乗らなかったが、少しずつ結果は良くなっていったので次第に楽しくなっていった。そしてノーマルバイクのポジションや装備等の空気抵抗調査をするようになり、確実な速さが身に付いていった。速さの真理に近づいていった。いつしか妬みや嫉妬の感情は消えて純粋に自分はどこまで速くなれるのかを知りたくなっていった。


そして今、答えは出た。


『ノーマルバイクでTTバイクに勝つ事は、コースや天候等によっては可能である』


まぁ当たり前の答えなんだけどな。機材によっては有利不利があるって事。これを心の底から理解するのに随分と時間がかかった。
 

例えばキツイコーナーのあるコースや平坦区間が無くアップダウンの続くコースであればノーマルバイクの方が有利であると言える。TTバイクだとノーマルバイクみたいにブレーキかけての速度の微調整が出来なかったりする。コーナーで大きく減速してしまうのはタイムトライアルにおいて大きなロスとなる。上りに関しては速度が落ちる為、DHバーを握っての空力削減はあまり意味を成さなくなる。窮屈なポジションだとパワーも出ないし。下りの場合は単純に危険である。DHバーを握った状態ではブレーキ使えないしね。強風の場合もそうである。


大磯クリテリウムのTTやツール・ド・かつらおのコースだったらノーマルバイクにも十分に分があると言える(TTバイクでノーマルバイク並みのコントロールが出来れば話は別だが)。


ただ加須こいのぼり杯みたいなド平坦一直線のコースの場合はどうにもならない。今までの挑戦でどうにもならなかった。この場面こそTTバイクの真骨頂。だから今年の加須こいのぼり杯はTTバイクで走る事にする。


ようやく本来の力を発揮出来る場面が来た。今までやって来た事、その全てを生かせる場面が来た。ノーマルバイクでTTバイクに挑む事は、自らハンデを背負って戦っていたようなもの。ただこの挑戦が無かったら自分は速さについて深く追求する事はなかったと思う。空気抵抗調査なんてやらなかったと思う。ハンデをひっくり返す為にそこまで考えなかったと思う。だから挑んで良かったと思っている。無駄な事は何一つ無かったと心の底からそう思っている。


TTバイクが到着したら、そこを新たな始まりとしよう。


「自分は一体どこまで速くなれるのか?」


理想、願望、探求心。


それらは今も昔も変わらずに、自分の心を燃やしている。