ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記

ノーマルバイクでTTバイクを超える事が目標 ノーマルバイクでの究極の走りを求めて試行錯誤をした結果を書いていく

2019 みんなのTTジャパン 1st stage クラシック16位

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普通に走ってもノーマルバイクではTTバイクより速く走る事は出来ない。


それは当たり前の事であり常識だ。ノーマルバイクでTTバイクに勝つ事を目標にしている自分でもその事はちゃんと理解している。理解したうえで戦いを挑んでいる。


だから自分はその『常識』を超える為、今回のみんなのTTジャパン1st stageで今までのデータにはないポジションで走ってみた。普通ではない走りをした。どうせ普通に走った所で敗北濃厚な事実は変わらない。なら思い付いた事を全部やってみようと思って試してみた。結果はリザルトの通り散々な結果に終わった訳だが……。


次のTTに生かす為、今回の走りを振り返っていく。


クラシックの部はコース1周5kmを2周する。去年と違ってスタート位置は変更されており、スタート台も無くなっていた。しかし、サドルを持ってもらってのスタートだ。スタートしてから最初のコーナーまでは路面が濡れていた。コーナーにはカラーコーンが置かれていて道幅も狭くなっている為減速するしかない状況だった。
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使用機材は毎度の事、何の変哲のないノーマルバイクだ。完成車に付いていたレイノルズAR58のディープリムホイールは横風に弱く重量も重くて好きになれなかったので、ICAN FL40を常用するようになった。重量は軽くて横風も気にならない良く回ってくれるホイールだ。とても気に入っている。機材に関してはもうこれ以上買う必要は無いかなと思えてきた。
ICAN FL40のインプレ記事はこちら→【インプレ】AmazonでICAN2018モデルFL(ファスト・ライト)ホイールを買ってみた - ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記


フロントタイヤはGP5000(25C)でチューブはVREDESTEINラテックス。空気圧は6.5bar
リアタイヤはGP5000(28C)でチューブはVittoriaラテックス。空気圧は6.3barにした。スタートしてから管理橋手前のコーナーまで路面が濡れていたので、リアタイヤの空気圧はいつもより0.2bar低くした。ちなみにVittoriaラテックスのサイズは24Cだ。28Cタイヤに24Cチューブを使うのは何かあったら自己責任の組み合わせである。しかし普通に使えている。グリップも乗り心地も良好だ。
GP5000(28C)のインプレ記事はこちら→【インプレ】コンチネンタルGP5000(28C)に25Cのラテックスチューブが使えるか試してみた - ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記


当日の最低気温は1℃ととても寒かった。TTの競技開始は7時からなので、気温の上昇は見込めない。防寒対策としてイヤーウォーマーとアームウォーマーを装着。レッグウォーマーは持っていなかったのでビオレーサーのTTエアロチューブを装着した(JBCF等のレースだと違反になる可能性有り)。ワンピースの下にはインナー1枚とごみ袋3枚を着込んだ。イナーメのアップオイル(オールシーズン)とレインジェルを脚や腕に塗っておいた。
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それと手袋は上の写真の通り、夏用の手袋の下にインナー手袋とゴム手袋を装着した。冬用手袋と比べて空気抵抗は少ない事だろう。寒さで指先がちょっと痛くなったが、耐えられない程ではなかった。欠点は着け外しがとても面倒な事か。


ペース配分に関してはTTの基本である『遅く走らない』のセオリー通り、上りで速度が落ちすぎないように気を付けて走行した。しかし寒さに負けて出力は落ちてしまっていた。ストラバの走行データはこちら→https://www.strava.com/activities/2200367606


冒頭で書いた『今までのデータにないポジション』について説明する。


今年の1月にTTバイク化したサーヴェロS3を使って最速となるDHバーの角度・間隔を調査した。記事はこちら→【空気抵抗調査】最速となるDHバーの間隔・角度を調査してみた - ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記


この調査結果で左右のDHバーの間隔を開けて先端を高くした『ストレートアップポジション』が最も出力の少ない結果となった(風向きは追い風)。自分はこの結果を見て「ノーマルバイクでこのポジションが出来れば対TTバイク用の切り札になるのでは?」と考えた。もちろんDHバーは付けずにだ。


冒頭で書いた『今までのデータにないポジション』とはこれの事である。『エアDHバーポジション』とでも言おうか。


UCIのルールだとDHバーの先端の高さはアームレストから±10cmにしなければならない。せっかくの最速のポジションもルールに縛られてしまっている。しかしこの『エアDHバーポジション』ならDHバーは付いて無いのでその辺お構いなしである。ノーマルバイクがTTバイクよりも優位に立った瞬間だ。


ただこの『エアDHバーポジション』はそう簡単に出来なかった。手を肘より高くするとハンドリングはTTポジションよりさらに不安定になり、腕も痛くなる。そしてパワーが出ない。致命的だ。


なのでハンドルをアルミからカーボンに変えたり、バーテープの下にゲルパッドを仕込んだり、ハンドルを高くして角度を上向きにしたりと色々と試行錯誤をした。今現在ではそれなりに形にはなったがまだ完成形とは言えず、今回のレース結果からしても使いこなせなかった。持続時間も短く1分程が限界だった。


カーボンハンドルに変えた記事はこちら→【インプレ】Amazonで中華カーボンハンドルを買ってみた - ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記


TTジャパン当日は西風1mであった。直線区間で横風となる風向き。実際走行中速く走れている感じはしなかった。わずかな横風でも抵抗が増えてしまうみたいだ。まだエアDHバーポジションの空気抵抗調査は出来てないので今後調査していく。


散々な結果に終わったが、今後のやるべき事が明確になった。


エアDHバーポジションの持続時間を伸ばし、実際に空力に優れているのか空気抵抗調査をする。


決戦の日である加須こいのぼり杯でどんな天候になっても、最良のポジションを選ぶ事が出来て、その結果最高の走りが出来るようにデータを収集しておく必要がある。


例え周りから白い目で見られようが、バカにされようが、自分の気が済むまでノーマルバイクでの究極の走りを追究してやる。まだ万策尽きた訳ではない。