ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記

ノーマルバイクでTTバイクを超える事が目標 ノーマルバイクでの究極の走りを求めて試行錯誤をした結果を書いていく ウーバーイーツやってるのでその事も書いていく

ウーバーイーツ週報8/5~8/12


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8月7日の水曜日からウーバーイーツを始めて最初の1週間が終わった。結果は上の画像の通りだ。各曜日の配達回数等の詳細は以下の通り。


    配達回数 オンライン時間 金額

水曜日  7回   5時間59分  3578円  

木曜日  13回    6時間35分  6298円 

金曜日  13回    7時間03分  6108円

土曜日  15回    6時間26分  6601円

日曜日  休み


さて、1週間が終わった率直な感想としては『見かけ以上に過酷な仕事だった』。日曜日は配達回数に応じてボーナスがもらえるクエストが発生していたにも関わらず、蓄積された疲労により休んでしまった。この仕事はブーストやクエストを最大限に活用しないとろくに稼ぐ事が出来ない事を痛感した。今後はブーストやクエストが発生する前日はあえて休んで次の日に備える等の対策をした方が良いと思った。


注文に関しては初日こそ渋かったが(初心者補正でもかかっているのか?と疑っているw)、2日目以降は11時~14時と17時~19時頃でコンスタントに注文が鳴った。昼は14時を過ぎると注文の鳴りが鈍る。夜20時頃迄オンラインにしていたのは金曜日だけだったが(他の日は充電が切れたり、体力的に限界だったりして19時前に切り上げた)、19時30分以降注文がピタリと止まったのが印象に残っている。f:id:jbcf6000-r-s:20190812183227j:image

配達の質に関しては今現在バッド評価は付いていないので、このクオリティを落とさぬよう今後の配達に励んでいこうと思う。グッド評価をされるとやはり嬉しいし、頑張ろうと思えるな。


今後の課題としては、注文がピークを迎える時間帯に的を絞ってかガッツリ稼働出来るかが焦点だ。11時~14時と17時~20時の時間帯。この時間帯にはクエストも発生するので(土日祝日だけかな?)見逃す手はない。


今は色んな時間帯で動いてどれくらい注文が入るか試している段階で、データも少なく正確な事は言えないが、大宮駅を起点とした場合9時~11時と15時~17時辺りは注文が少ないと感じている。東京の9時~11時は朝マックの乱で注文鳴りまくりみたいだけど、埼玉ではそのような事は無いみたいだ。


丸1日頑張るのはさすがにしんどいので、15時~17時を休憩のタイミングにして午前の部と午後の部に分けた方が良いかなと思っている。

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↑休憩中は進撃の巨人の最新刊を読んで時間を潰していた。本編も面白かったが、嘘予告がカオス過ぎて爆笑したw唐突に変わる世界観と涙の夢オチwww


とりあえず今週は先週よりもペース配分に気を付けて効率良く稼働していこうと思う。

 

進撃の巨人(29) (週刊少年マガジンコミックス)

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鉄下駄ホイールのタイヤとチューブをGP5000とラテックスに変えたら走りが超激的に軽くなった件

 

ホイールの外周部にあるタイヤやチューブを性能の良い物に変えると走りが激的に軽くなる。


ウーバーイーツの配達で使っているピストバイク『FUJI STROLL』に付いているホイールはタイヤとチューブ込みでフロントが1570gでリアが1850gもある。両輪合わせて3kgを軽く超えるとんでもない鉄下駄ホイールである。

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↑フロントホイール

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↑リアホイール


漕ぎ出しはめちゃくちゃ重く、信号に捕まる度にげんなりする程だ。ロードバイクに乗り慣れている自分にとってこのホイールの重さは拷問器具と言っても過言ではなく、体力の消耗が激しい事は言うまでもない……。


体力の消耗は配達の質・回数にもろに影響してくる。なのでホイールの外周部を軽量化する為、多少使い込んであったがGP5000が手元に有ったのでVITTORIAラテックスチューブと共に付け替えてみた。

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↑フロントは1320gで250g軽量化された。


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↑リアは1540gで310g軽量化された。計りがアバウトだからフロントとリアの誤差が激しいな?


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↑チューブは118gもあった。重過ぎる……。


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↑タイヤは430gもあった。硬すぎて折り畳む事が出来なかった。鉄芯でも入っているのかねぇ?(^_^;)


走ってみての感想だがタイトル通り超劇的に軽くなった! 漕ぎ出しも軽ければ巡行中のペダリングも軽やか。ラテックスチューブゆえに乗り心地も良い。リム外周部が200g以上軽量化されたのだから当たり前と言えばそうたが、感動的な乗り心地であった。


良いホイールを買おうとすると結構な値段がするが、タイヤとチューブならそれほど値段もかからず走りを激的に軽くさせる事が出来る。


今回コンチネンタルGP5000を取り付けた訳だが、Amazonだと1本5500~6000円程で購入出来て、ウイグルだと4500円程で購入する事が出来る。現在CANYON AEROADで使っているGP5000は3000km程使っているがまだドレッドは生きている。走行条件や保管条件にもよるが、普通に悪路等走らず使っていれば5000kmは使えると思っている。


町乗り用でタイヤ1本に5000円出すのはちょっと高いと思うので、コンチネンタルの『GRAND PRIX』かパナレーサーの『RACE L EVO3』が値段と転がり抵抗、そして耐久性(パンク耐性)を考えてベストかなーと思っている。各タイヤの転がり抵抗や耐久性のデータはこちらから↓Road Bike Tires Rolling Resistance Reviews


今日は肉体的な疲労が溜まっていたのでウーバーイーツの仕事は休んだ。ロードバイクで100km以上乗るのは容易いが、鉄下駄ホイールが付いているピストバイクでは1日に50km程でも辛く、脚にきてしまう。


ウーバーイーツの仕事を始めてまだ1週間も経ってないがこの仕事は見かけ以上に過酷なものだと理解した。


自分は丸1日走れる程の体力バカではないし、原付を持っている訳でもない。なので自分はロードバイク乗りとしての知恵と技術を駆使してこの仕事に挑んでいこうと思う。


タイヤとチューブを変えた効果がどれ程のものなのか、明日の配達が楽しみである。

 

 

【インプレ】Amazonで購入したサドルがスペシャのパワーサドルと瓜二つだった件

ウーバーイーツの配達の時、ピストバイクの『FUJI STROLL』を使っているが、サドルが硬すぎて長時間乗っているとお尻が痛くなってくる。なので、Amazonで新しいサドルを購入したのだが、形状が現在CANYON AEROADに取り付けているスペシャのパワーサドル(EXPERT)と瓜二つだったので驚いた。下の画像をご覧ください。

 

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↑こうして並べてみると形状や穴の空き具合に違いは感じられない。スペシャのパワーEXPERTサドルはお値段1万6200円するのに対し、Amazonで買ったサドルはたった2888円だった。とても安い。

 

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↑サドルの幅は160㎜程で重量は258gだ。EXPERTサドルの155㎜サイズだと公表重量235gなので若干重い。Amazonサドルはレール部分がクロモリなのに対し、EXPERTサドルは中空チタンレールが使われている。同じ幅・形状なのに重量が違ってきているのはレールの影響だろう。

 

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↑裏面の画像。結構丈夫な作りになっているなと思った。

 

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↑スペシャのサドルには専用のボトルゲージが取り付けられるネジ穴があるがAmazonサドルにはそれはない。


実際に乗ってみた感想だが、スペシャのEXPERTサドルと全く同じ感触だった。幅や形状が同じなのはわかっていたが、クッション性も同じで安心した。サドルは1度自分に合った物を見つけられれば同じ物を使えば間違いは起きないからだ。1万6000円する物を3000円で買えたと思うととても得した気分である。


なんだか今のご時世、メーカーに拘らなければ性能の良い物が格安で手に入るようになったなーと思った。


フレームは好きなメーカーの物を買って、サドル・ハンドル・ホイールはAmazonで格安で揃える……なんて事も賢い選択肢の1つだと自分は思っている。実際自分はAmazonで買ったICANホイールと中華カーボンハンドルを練習なりレースなりでガンガン使っている。ガンガン使っているが、一向に壊れる気配はない。


ちなみに自分に最適なサドル幅を測る方法は実に簡単だ。

 

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↑段ボールの上に体育座りをして凹んだ所の中心と中心の距離を計る。

 

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↑スペシャのサドルの場合はその距離を参考に上の図から最適なサドル幅を選ぶ事が出来る。サイトはこちら→サドルの選び方|スポーツバイク用品の通販サイト|スペシャライズド・ジャパン

サドル選びに困った人は試してみると良いだろう。

 

↑パワーサドル形状の幅広タイプ

↑幅の狭いタイプもある

勤めてた会社が倒産して無職になったからウーバーイーツやってみたwww

突然だが、先月自分が勤めてた会社が倒産し無職となった。これは冗談で言っている訳ではなくマジな話である。


いずれこうなる日は来るだろうと思ってはいたので特に驚く事はなかった。ただ、今まで働いてきた色んな会社の中で一番居心地の良い会社だっただけに残念であり、寂しく思っている。


起きた事を悔やんでも何も始まらないので、これも良い機会だと思い、以前から気になっていた『ウーバーイーツ』の仕事をやってみた。今日が初日だったので、どれ位の稼ぎになったのか書いていく。

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↑いきなりだがこれが今日の結果だ。自分はさいたま市在住なので、大宮駅付近で待機して活動した。ライトを装着するのを忘れたので、10時~18時の間で活動した。途中で1時間程休憩している。それを考慮して考えるとこの稼ぎははっきり言って少ないと言える。ガッツリ稼ぐなら東京で活動しないといけないようだ。


ただ、土日祝日や雨の日になると配達回数に応じてボーナスがもらえる『クエスト』や特定エリアで特定の時間帯になると配達料が増額される『ブースト』が発生するので、場合によっては稼ぎは大きく変わってくるのだろう。まだ初日なのでその辺は試行錯誤していこう。ウーバーイーツガチ勢の方は月に40万以上稼いでいるようだ。マジですげぇわ!!(゜ロ゜ノ)ノ


1回の配達は料理の受け取りから配達まで含めてざっと20分程度で終わる。1回の配達料は移動距離によって若干変わってくるが大体500円前後だ。配達完了後にすぐに注文が入れば時給換算で1500円前後になるだろうが、それは東京で活動しないと難しいだろう。f:id:jbcf6000-r-s:20190807212050j:image
↑盗難のリスクを考えてCANYON AEROADではなくピストバイクを使っている。シングルギアなのでメンテナンスも楽だがCANYON AEROADと比べると圧倒的に重い……。f:id:jbcf6000-r-s:20190807212122j:image
↑専用のバッグはとても大きい。f:id:jbcf6000-r-s:20190807212142j:image
↑付属の黒い板を使うと上段下段の二層構造に出来る。

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↑ピザ等を配達する時はこのように拡張させる。

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↑自分は料理がズレないようにダイソーで買ってきた仕切り板とタオルを使っている。二層構造にはしていない。と言うかする必要がないw


それにしても初めての配達は異様に緊張した。しかし終わってみたら、案外簡単だったなーと思えてきた。後、率直に楽しかった。気温35℃を超える中でやった訳で疲れはあるが充実感に満たされている。


今は開業届け出したから無職じゃなくて個人事業主な訳だが、本業そっちのけでウーバーイーツにハマりそうな感じがしている。色々と調査のしがいがあるからね(笑)。まぁ気が済むまで徹底的にやっていくとしよう。

スプリントインターバルを1ヶ月続けたらどうなるか試してみる

梅雨明けしてから猛暑日が続いている。 


さいたま市の最高気温は35℃を超えるのが当たり前であり、最低気温は25℃を下回らない。


あまりの暑さに自分はここ1週間体調を崩していた。汗をかきすぎて脚が痙攣したり、頭痛に悩まされたりと最悪な状態になっていた。もちろん練習は出来ていない。そもそもこんな暑い夏に長い時間・距離乗ると死んでしまうかもしれない……。自分的には気温30℃が外で練習するかしないかの境界線だと思っている。


今日になって暑さに慣れてきたのか、体調が回復したので短時間で効果の見込める『スプリントインターバル』をやってみた。


スプリントインターバルの詳細は以下の通りだ。

スプリント・インターバル(30-240インターバル)
■目的・効果
筋肉の酸化能の向上(筋細胞内に存在するきわめて重要な有酸素酵素である、クエン酸合成酵素や3-ヒドロキシアシルCoA脱水素酵素の活性上昇)
最大下運動における持久性能力(80%VO2maxにおける持続時間)の向上(運動中に活動筋に流れる血流増加、筋小胞体の機能向上)
最大酸素摂取量(VO2max)の向上
最大走行速度の向上
筋グリコーゲン濃度の上昇
■行い方
30秒間全力スプリント、4分間レスト、を合計4~7本行う。
週3回(月・水・金)程度を目安に取り組む。

じてトレより引用。サイトはこちらから↓
インターバル・タイマー:スプリント・インターバル(SIT・30-240インターバル)−じてトレ


去年の夏もスプリントインターバルをやっていた。元々は『タバタ』をやっていたのだが、つまらなくなってきたのでスプリントインターバルに変更したのがきっかけだ。家の近くにAve30km/h程で走ると約4分30秒かかる周回コースがあるのでそこで行っている。その周回コースには30秒弱で終わるストラバのセグメントがあり、後でどれ位の出力が出ていたのか確認出来る。


今日は4本行った。結果は以下の通り。


1本目…26秒 611W

2本目…27秒 651W

3本目…27秒 652W

4本目…26秒 655W

 

去年調子が良かった時は800W以上出ていたので、フィジカルは落ちてしまっているようだ。


ちなみにこのスプリントインターバルはものすごくキツイ練習だ。走り終わった後、酸素が足りなくなって呼吸したいのと気持ち悪くなって吐きたい衝動が交差して死ぬ程苦しい思いをする事になる。素で涙が出てくる程だ(笑)。タバタも走り終わった後こんな感じになるんだけどね(^^;


ただ、その分効果は期待出来ると言える。実際去年の秋の下総クリテリウムの個人タイムトライアルに出た時、夏場そんなに走って無かったにも関わらず、結果は5位とそれなりに良い走りが出来ていた。


去年の夏はスプリントインターバルを週0~2回程しか出来ていなかったので、今年の夏は頑張って週3日を1ヶ月続けようと思う。9月7日には富士スピードウェイでみんなのTTジャパン3rd stageがあるので、そこで1ヶ月続けた成果を確かめようと思う。

 

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↑ちなみに『ファイチ』を飲み始めてから体調が良くなった気がしている。夏バテで困っている人は試してみると良いだろう。

【第2類医薬品】ファイチ 120錠

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TTの基本『遅く走らない』のもう1つの意味と『限界速度理論』

タイムトライアルで良い結果を出すにはペース配分が重要となってくる。


スタート直後に一気に加速したは良いが、それにより脚を急激に消耗、途中でバテてしまいヘロヘロになりながらゴールした……なんて事はタイムトライアルに慣れていない人はよくやってしまう事だ。1つのミスが致命的となるタイムトライアルレースのスタートは他のレースと比べて異様に緊張するのでスタート後、抑えが効かなくなってしまったりする。


自分もスタート直後に一気に加速して脚を消耗して中弛みしてしまう事は良くあった。先日JBCF渡良瀬TTのコースを走った時もそうだった。しかしあらかじめこれ位の時間・距離ならAve○km/h出せると分かっていればスタート直後に脚を使ってしまう事は無くなる。未知とは過剰に緊張してしまう要素の1つだ。事前に準備をし、自分の力をわかっているのであれば、緊張してオーバーペースになるのを防ぐ事は出来る。要するに事前にレース本番を見据えて同じ距離・時間を走っておいた方が良いと言うことだ。


今まで色んな場所でタイムトライアルをしてきたが、アップダウンやコーナーが無く、無風の時のペース配分は一定速度・出力で走るのがベストだと思っている。


アップダウンや風があったりして速度にばらつきが出てしまう場合はなるべく『遅く走らない』ようにして速度のばらつきを無くすと良い。下りや追い風の時は脚を若干緩め、上りや向かい風の時は頑張る。


遅く走らない』の言葉はこのシクロワイアードの記事を見て初めて知った↓

速さのロジックが披露された西薗良太の講演会 「全日本選手権を制した秘訣とパワートレーニング、バイク開発」 - 西薗良太講演会inシルベストサイクル | cyclowired


この言葉を知って以降、タイムトライアルレースに出る時はこの『遅く走らない』を基本にペース配分を考えるようになり、その結果走りが安定するようになった。


つい最近になってこの『遅く走らない』にはもう1つの意味がある事に気がついた。遅く走らないのもう1つの意味『速く走らない』について書いていく。

 

 目次

 

 

遅く走らない=速く走らない

なぜタイムトライアルで『遅く走らない』事が良い結果に繋がるのか今まで深く考えた事が無かった。シクロワイアードの記事にも詳しくは書かれていなかったし、検索しても良い記事には出会えなかった。


ただ考えてみたら答えは単純だった。空気抵抗は速度の2乗に比例する。すなわち速度が上がれば上がる程空気抵抗は増えていく。

 

必要動力計算機→自転車動力 計算器 - 自転車探検! を使って調べてみたが、速度が30km/h、40km/h、50km/hからそれぞれ1km/h速度を上げる場合、各速度で必要となる出力が大きく違ってくる。


30km/hから1km/h速度を上げる為には出力を10W程上げるだけで済むが、40km/hからだと20W程で50km/hからだと30W近くも出力を上げなければならない。たかが1km/h上げるだけでも各速度で出力に雲泥の差が出てくる。


以上の事から下りや追い風の時には平均出力よりも若干抑えて走り、その分上りや向かい風の時に頑張って走った方が、トータルで考えて空気抵抗を減らす事が出来ると言える。『速度は速すぎても良い事は無いのだ』。これが『遅く走らない』のもう1つの正体『速く走らない』である。


自分は『遅く走らない=速く走らない』とわかった時、ペース配分の考え方が一気に広がった。その結果、新しい考え方が生まれた。ヘアピンカーブや直角コーナーのあるコースで特に有効となるペース配分の考え方……それが『限界速度理論』である。


限界速度とは?

自分は今年の4月にあった大磯クリテリウムのミディアムクラスに出る際、過去にあったエリートクラスやその他のクラスの動画を何十回も見て最速で走れる走行ラインを学んだ。それと同時にストラバで色んな方の走行ログを拝見し、どれ位の速度で各コーナーに突入しているのかを分析した。


動画やストラバのログで色んな方の走りや速度を見ていく中で、1つ気になった事があった。


各コーナーの突入速度は何km/h迄なら落車せずに曲がりきれるのだろう?


当たり前だがブレーキをかけると速度は落ちてしまう。減速し、その後加速して元の速度に戻すのにも無駄にパワーを消費してしまう。速さを求めるのであればノーブレーキで走り続ける事が理想だ。


しかし、大磯クリテリウムのような道幅が狭いヘアピンカーブがある場合、どうしてもブレーキをかける必要が出てくる。平塚コーナーならまだしも、小田原コーナーを一般的なレースの巡行速度である40km/h程で突入した場合、曲がりきれずその先にあるフェンスに激突してしまうだろう。


自分がミディアムクラスを走った時は、平塚コーナーは最速42km/hで突入、小田原コーナーは最速32km/hで突入していた。エリートクラスだと平塚コーナーはアタックがかかった時で最速で50km近くで突入、小田原コーナーは最速33km/h程で突入していた。


限界速度とは『これ以上の速度でコーナーに突入した場合高確率で落車してしまう速度』の事を言う。要するに限界速度とはコーナー突入の際、最速かつ安全マージンを考慮した『超えてはいけない速度』の事である。もちろん各コーナーの道幅等によって限界速度は変わってくる。


どうせコーナーで減速しなければならないのだがら、その前の区間で速度を上げすぎるのは無駄な行為だ


自分はこのような考えを抱き、TTの基本『遅く走らない=速く走らない』を考慮し編み出したのが『限界速度理論』である。


大磯クリテリウム個人タイムトライアルでのペース配分シミュレーション

例として、大磯クリテリウムの個人タイムトライアル(約1km×2周)を最速で走る場合、どのようなペース配分をすれば良いのか考えてみる。


風は無風とし、約2kmのド平坦コースをAve47km/hで走れる自分をベースに書いていく。

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↑大磯クリテリウムのコースは1周約1kmで道幅の広い平塚コーナーとその後のシケイン、そして道幅の狭い小田原コーナーがある。バックストレート(スタート・ゴール側)は斜度0.5%程の上りでホームストレートは斜度-0.5%程の下りとなる。順番としてはバックストレート→平塚コーナー→シケイン→ホームストレート→小田原コーナーとなる。


まずは各区間での限界速度を出していく。


限界速度の出し方はとても簡単だ。ストラバで大磯クリテリウムのセグメント上位者のログを見て各区間の突入速度をそのまま参考にすれば良い。


平塚コーナーの限界速度は50km/h

シケインの限界速度は45km/h

小田原コーナーの限界速度は33km/h


各区間の限界速度がわかったら、自分の出せる速度を考慮し、そしてTTの基本『遅く走らない=速く走らない』を踏まえて各区間でどれ位の速度で走れば良いのか考えていく。


もう1度ど繰り返すが、ブレーキをかけると速度が落ちてしまうので、速さを求めるのであればノーブレーキで走り続ける事が理想である。Ave47km/hで走れるのであれば、ずっと47km/hで走れるのが理想だ(直線区間の斜度は0.5%程なのでほぼ平坦と考える)。しかし限界速度を超えてコーナーに突入すると曲がりきれず落車してしまうので、『自分の出せるAve速度が各コーナーの限界速度を上回っている場合はそれ以下の速度で走らなければならない』。


スタート直後にある平塚コーナーの限界速度は50km/hなので2周目に入って突入する時も特に意識する必要は無い。47km/hで突っ込んでOKだ(個人タイムトライアルの時は平塚コーナー手前にカラーコーンが置かれて道幅が狭くなるが、今回はそれを考慮せずに考えていく)。


その後待ち構えているシケインの限界速度は45km/hと47km/hを超えているので、45km/h以下になるよう速度を調整する。ちなみに平塚コーナーを47km/hで突っ込んでもコーナーリング中はペダリングしないので、コーナーの立ち上がりでは速度が落ちている。大体42~43km/h位か。立ち上がりでの加速は最小限に止め、走行ラインを間違わないように、そして多少脚を緩めながらクリアしていくのが無難だと言える。


シケインをクリアしたら斜度-0.5%のホームストレートとなる。この区間はTTの基本『遅く走らない=速く走らない』のセオリー通り脚を緩めながら走っていく。速度は47km/hを超えない位で走り、次の区間の為に脚を貯めておく。どうせその後の小田原コーナーで限界速度33km/h以下まで減速しなければならないのだがら、頑張って速度を上げても無駄脚となる


小田原コーナーの限界速度は33km/hなのでブレーキをかける必要がある。コーナー突入直前に強くブレーキをかけると身体が前に吹っ飛ぶ可能性があるので、ゆとりを持って早めにブレーキをかけた方が良い。コーナーリングの基本は大きく弧を描いて曲がる事だ。シケイン後の下り区間は直ぐにアウト側を走っておくとコーナー突入のタイミングを測りやすい。常に次の区間を見据えて走る事が重要だ。コーナーの立ち上がりは速やかに加速する。


小田原コーナーをクリアしたら斜度0.5%のバックストレート区間を経てスタート地点に戻ってくる。このバックストレートは大磯のコースで一番の頑張り所となる。平均出力の10~20%増しで走っても47km/h以上は出ないと思う。そして2周目も同じように各区間をクリアしていき、最後のバックストレートで出しきる形が理想だと言える。Ave44km/h程で走れれば上出来と言った所か。次回大磯クリテリウムの個人タイムトライアルに出る時はこの速度を目標にするとしよう。


今回2分間Ave47km/hで走れる自分をモデルにして書いたが、Ave40km/hの人でも考え方は同じだ。もう一度書くが

自分の出せるAve速度が各コーナーの限界速度を上回っている場合はそれ以下の速度で走らなければならない

これが原則となる。


ちなみにパワーに関してだが、アップダウンやコーナーのあるコースの場合はAPがド平坦コースの時より低く出ていてもNPがド平坦コースを走った時と同じ位出ていれば良いと考えている。

 

基本的に自分はパワーではなく速度をベースにペース配分を考えている。なぜなら同じパワーでもポジションによって空気抵抗が変わり、その結果速度が変わってしまうからだ。パワーは当てにならない。速度こそが重要だ。

 

まとめ

タイムトライアルはまぐれの起きない残酷な競技と言える反面、研究すればするほどちょっとずつ確実に速くなっていく競技だ。


脂っこい食べ物は消化・吸収されるまでに時間がかかる。それと同じで、難しい知識や技術も消化・吸収され、そして自分の血肉となるまで時間がかかる。


自分はロードバイクに乗り始めて5年半程が経つ。5年半かけてこの境地にたどり着いた。しかしまだ、自分は今の自分に満足出来ていない。


今回自分の速さに対する考えの全てを書いてみたが、これが絶対的な正解だとは思っていない。


もっと速く走れるはずだ。もっと良い考え方があるはずだ。今の考えに囚われず、日々思考を巡らし、試行錯誤を繰り返していく。自分自身が心の底から満足するその時までーー。

ノーマルバイクに段ボール貼り付けたらどれ位速くなるのか調査してみた

色んなメーカーのTTバイクを見て自分はふと思った。

「ノーマルバイクに段ボール貼り付けたらTTバイク並みの空力が得られるんじゃね?」と……。


そこで自分はーー

 

 

 

 

 

 

 


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↑実際に段ボールを貼り付け、一昨日のリベンジを兼ねてJBCF渡良瀬TTのコースを全力で走ってきた。以下に詳細を記していく。神聖なる段ボールの力……しかとその目で確かめよ!全速前進DA☆


あっ、一昨日の記事読んでない人はこちらからどうぞ~↓

ノーマルバイクでJBCF渡良瀬TTのコースを走ってみた - ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記

 

ノーマルバイクに段ボールを貼り付けて走るアイデアは1ヵ月程前に出てものだ。CANYON AEROADに貼り付ける段ボールは作成してあったが、梅雨時だった事もあり実行に移すのが今日となってしまった。f:id:jbcf6000-r-s:20190725193051j:image

↑渡良瀬遊水地に到着したらバックからウエスを取り出しフレームを綺麗に拭いていく。ボトルケージは外しておく。f:id:jbcf6000-r-s:20190725193036j:image

↑貼り付けは日東5000番とガムテープで行う。

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↑段ボールに日東5000番を貼り付けていく。f:id:jbcf6000-r-s:20190725192956j:image
↑フレームの3角形を全て埋める程大きい段ボールが無かったので中途半端になっている。流石の小学生クオリティ。日東5000番の粘着力が強かったのでガムテープはほとんど使わずに済んだ。

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↑スペシャライズドのトライアスロン専用S-WORKS SHIV DISCを見てシートポスト裏にも段ボールを貼り付けようと思った。ちなみにラブライブ!のステッカーはCANYON AEROADを購入する際、MasterCardを作った時に手に入れた物だ。これで俺も痛車デビューだぜ!ブヒイイイイイイイイ!!!

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↑後ろから見るとこのようになっている。日東5000番大活躍である。

日東 再剥離可能強力両面テープNO5000NS 20mm×20m 5000NS20

日東 再剥離可能強力両面テープNO5000NS 20mm×20m 5000NS20

 

 

貼り付けが終わったら試走を1周だけして直ぐに全力走を行った。試走をした感じでは空気抵抗の違いを感じられなかった。風に煽られる事も無かった。風速がそれ程強く無かったからだろう。

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風向き的に一昨日と同じく前半と後半が追い風で、中盤が向かい風となる(スタートしたのが10時53分)。一昨日走った時は前半飛ばし過ぎて中盤中弛みしてしまったので、前半は45km/h以上の速度は出さずに走ろうと作戦を立てた。余力があったら中盤以降ペースを上げていく感じで行く。当たり前だが、段ボール以外で一昨日と機材・装備・ポジションは同じである(走行動画撮ったけどバグってアップロード出来なかったorz……が、その後なんとかアップロードする事に成功した! BGMが格好良くなってますw)。さて結果は……。


一昨日
7分31秒 Ave42.9km/h AP282W


今日
7分21秒 Ave43.8km/h AP297W

 

ストラバのデータはこちら↓
5.4 km Ride Activity on July 25, 2019 by 良太 須. on Strava

走行動画はこちら↓ 音量注意

ノーマルバイクに段ボール貼り付けてJBCF渡良瀬TTのコースを全力で走ってみた 前編 - YouTube

ノーマルバイクに段ボール貼り付けてJBCF渡良瀬TTのコースを全力で走ってみた 後編 - YouTube

 

PRは無事に更新出来、一昨日のリベンジは果たされた。しかし段ボールを貼り付けた効果が有ったのかは微妙な所である。単純に一昨日よりもパワーが出ていたから速かったってだけだと思うがな……(^_^;)


もしかしたら空気抵抗の悪いフレームなら、段ボールを貼り付けた効果を得られるかもしれないと思った。CANYON AEROADは空気抵抗の少ないフレーム故に効果は薄かった(無かった)のではないかと思う。クロモリフレームなら『こうかはばつぐんだ!』になるかもしれない(ポケモン風)。

 

それにしても段ボール貼り付けた効果はアレだったが、ペーシングの効果は絶大だったと言える。たかが2日でAPが15Wも上がった事は驚いた。後半はさすがにへばっだが、終始良い走りが出来たと思う。タイムトライアルは前半のペース配分で勝敗が決まってしまうと言っても過言ではない。


とりあえずCANYON AEROADに段ボールを貼り付けても速くはならなかった事がわかった。知識欲は満たされた。そもそも公式レースだと段ボール貼り付けたらアウトになるけどね(笑)。


また何かノーマルバイクでTTバイクに勝てるようなアイデアが浮かんだら試してみる事にしよう。